2018.09.29

平成30年三島市議会9月定例会 質疑

 ◆2番(伊丹雅治君) では、議第70号について質疑をさせていただきます。
 最初に、教育施設整備基金積立金について伺います。
 まずもって、小・中学校のエアコン設置に向け御英断を下してくださいましたことを評価させていただきます。全米の経済研究所の発表によれば、年間の平均気温が1度高くなると、子どもの学力が偏差値換算で0.045ほど落ちるようであります。時代や気候の変化に対応し、子どもたちの学習環境を整えることは我々の責任であります。
 このエアコン設置に係ります総事業費、施工方式、今後の事業予定について伺います。

◎教育推進部長(鈴木昌幸君) 私からは、総事業費及び施工方法についてお答えさせていただきます。
 まず、総事業費につきましては、約9億円から10億円を見込んでおります。
 財源内訳といたしましては、国の学校施設環境改善交付金が採択されれば約2億円の交付が受けられ、起債は交付金を除きます経費の75%を受けることができ、約6億円を見込んでおります。残りの2億円を一般財源から充当する計画でございますが、国の交付金が受けられない場合であっても財政課と協議する中で起債の活用等により財源確保に努め、事業を実施してまいりたいと考えております。
 次に、施工方法についてでありますが、空調導入を検討するに当たりましてリース方式の検討もいたしましたが、リース方式では国の補助制度の対象にならないこと、また直接工事と比べ、総事業費が割高になるなどのことから補助制度の活用も支援に入れた中で、できる限り地元業者にも協力していただけるよう、直接工事による発注を考えております。以上でございます。
◎市長(豊岡武士君) 伊丹議員に私からは3点目の御答弁を申し上げます。
 今後の事業予定についてということでございますが、当初は小・中学校全21校へのエアコンの設置には3年程度の期間が必要ではないかというふうに考えていたところでございます。
 しかしながら、今夏の今までにない猛暑は災害にも匹敵するというふうにも考えまして、児童生徒の健康を守る上で一刻も早い設置をするため、設計期間や工期等の調整を行って、2年で工事を完了する計画に見直しをいたしたところでございます。
 今後の計画につきましては、補正予算を御承認していただいた後に本年度中に小学校14校分の実施設計業務委託を完了いたしまして、平成31年度には小学校へのエアコン設置工事と中学校7校分の実施設計を、そして、平成32年度に中学校へのエアコン設置工事を完了することを考えているところでございます。以上であります。
◆2番(伊丹雅治君) 事業予定は2年で工事完了を目指すということでありますので、またその方針も評価できるかなというふうに思います。また、施工方法につきましては、メリット・デメリットを比較・検討して、そして直接施工方式を採用していく方針であるということが確認できました。今後は熱源について電気、ガスの比較・検討が必要になろうかと思います。また、他市町でもエアコンの設置が進むことが予想されますことから、機械や職人さんが不足するということが懸念されます。そのような中で事業が順調に進むよう期待しております。
 次に、10款教育費、1目学校管理費の修繕料の内訳について伺います。
◎教育推進部長(鈴木昌幸君) お答えいたします。
 まず、修繕料の内訳についてでございますが、当該経費は小学校の施設や設備の老朽化などによる補修に係る経費として、例年の実績から今後かかることを予測した額を要求しております。その中には、本年6月の大阪府北部地震で学校施設のブロック塀が倒壊したことにより、本市においても調査を実施し、小学校のプール施設のシャワー壁7カ所の改修が必要と判断し、その係る経費としまして400万円を予算計上させていただきました。以上でございます。
◆2番(伊丹雅治君) 今、修繕料の中にはシャワー壁7カ所というのもあるということでありました。これは、先ほど来から出ています大阪北部地震のブロック塀倒壊を受けて、本市全小・中学校におけるブロック塀の安全性についての緊急点検を実施されたと、その結果を受けて修繕したものと推察するわけでありますが、本市全小・中学校を対象として行いました点検結果及び修繕の進捗状況について伺います。
◎教育推進部長(鈴木昌幸君) お答えいたします。
 まず、小・中学校の調査結果についてでございます。
 平成30年6月18日に大阪府北部を震源とする地震が発生した翌日の6月19日に、各学校に対し一斉に緊急点検を依頼し、報告のあったブロック塀等について一級建築士の資格を持った職員が同行し、鉄筋探知機等を利用した構造等の調査を実施いたしました。
 調査の結果、控え壁不足のブロック塀が小学校で3カ所と中学校で1カ所の計4カ所、老朽化が著しい鉄筋コンクリート製の塀が小学校で1カ所確認されました。その他、小学校のプール施設内にあるシャワー部分にブロック造の構造物を7枚確認しまして、違法とは言えないものの、いずれも高さが2メートルを超える構造物であったため、危険性があると判断したところでございます。
 次に、小・中学校の進捗状況でございます。
 先ほど御説明しましたプールのシャワー壁以外のブロック塀等につきましては、緊急的に対応する必要があったため、補正予算を待たずに予備費からの充用により修繕を実施しているところでございます。予備費により改修する5カ所のうち2カ所の改修は完了し、残り3カ所につきましても、今月中旬にも改修が完了する予定となっております。
 また、プールのシャワー壁につきましては、本議会にて補正額を御承認いただいた後に、プールの授業が終了次第、順次改修を実施する予定となっております。以上でございます。